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高野順平

教授

 

〒599-8531 堺市中区学園町1-1

大阪府立大学 生命環境科学研究科

B11棟 313号室

 

電話:072-254-9406(内線6468)

E-mail: jtakano[at]omu.ac.jp

メッセージ

私たちの研究室では、植物が栄養素を獲得し利用するメカニズムについて分子からフィールドまで幅広いレベルで研究を展開しています。私のチームでは主に分子生物学やバイオイメージングの手法を駆使し、トランスポーターの役割や制御の分子メカニズムを研究しています。オリジナルな基礎研究を展開し、応用に結びつけ、世界の作物生産に貢献するため日々努力しています。

皆様の研究室への参加や共同研究の提案を歓迎します。

現在取り組んでいる研究内容

・トランスポーターの細胞内輸送機構 (偏在、分解、ER-ゴルジ) 

・ホウ酸濃度のセンシング機構

・ホウ酸バイオセンサーによる植物体内ホウ酸分布のイメージング

・花粉形成におけるホウ酸トランスポーターの役割

・カリウムの吸収制御機構

・ダイズにおける生命金属の輸送・蓄積

・ツルマメとダイズの低リン耐性

・ホウ素利用効率の良いカラシナ (Indian Mustard) の (分子) 育種

・有害元素の吸収低減を目指した分子育種

主な担当講義

土壌・植物栄養学、産業資源植物栽培学、植物バイオサイエンスへの招待 (教養科目)、

植物栽培生理学特論(大学院)

趣味

​釣り (岸釣り全般)

業績

  (北大からの原著論文をダウンロードできます)

略歴

平成 7年3月 福井県立高志高等学校 卒業

平成11年3月 東京大学農学部 卒業

平成13年3月 東京大学農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 修士課程修了

平成14年4月-平成15年9月 ドイツ University of Hohenheim (Nico von Wirén lab), Guest Student

平成16年3月 東京大学農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 博士課程修了 博士(農学)

"Identification of an Arabidopsis boron transporter and its regulation”

平成16年4月-平成19年7月 東京大学生物生産工学研究センター (藤原徹博士), 日本学術振興会特別研究員(PD), 学術研究支援員

平成19年8月-平成20年10月 University of Wisconsin-Madison (David Eide lab), Fellow of Human Frontier Science Program

平成20年11月-平成28年3月 北海道大学大学院農学研究院 (内藤哲研究室), 助教

平成28年4月-  現職 

受賞

平成16年 東京大学総長賞「生物界ではじめてホウ素トランスポーターの遺伝子を発見」

平成18年 日本土壌肥料学会奨励賞「ホウ素トランスポーターの同定とその制御機構の解明」

平成18年 財団法人農学会 農学進歩賞「生物界初のホウ素輸送を担う分子の同定と制御機構の解明」

平成21年 文部科学大臣表彰 若手科学者賞「植物におけるホウ素輸送に関する研究」

平成24年 北海道大学研究総長賞

平成28年   北海道大学研究総長賞

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